画一的な工業製品で溢れる現代において「手作業の跡が感じられる器を手に取って楽しんでもらいたい」という思いから始まった、陶磁器のブランド立ち上げプロジェクト。 国内および海外市場をターゲットとする戦略的なブランディングおよびクリエイティブディレクションを手がけました。 日本的でありながら不思議な語感を持つ「tete」というブランドネームは、魔法のような技術を持つ職人の手によって作られる器が使う人の手の中で次第に愛着の対象へと変化してゆくという過程、私たちの願いを現しています。 また、作り手と使い手の2つの手が重なったようなロゴは、奇を衒わずに普遍的な愛着にこだわり続ける、というコンセプトを伝えています。
KINTO
2012